伊織の前世にあたる存在。 生来の人格は既に見受けられず、その肉体は『静珂を救う』一念によって継生を繰り返してきた伊緒に支配されている。 元より危うかった精神性は妄念によってさらに破綻しており、愛する静珂と相棒であるアスカ以外の他者を道具としか認識していない。