= 人気投票結果発表 =


それゆけ☆メガラフター学園
生徒会選挙結果発表!!

宇宙人ズA「ネエネエB君!」
宇宙人ズB「ドシタノA君?」
宇宙人ズA「セート会選挙ノ結果ガ出タラシイヨ。会長ハブッチギリデマーズ様ガ当選ナサッタンダッテサ! スゴイナア、マーズ様。エヘヘ、スゴイデショ、スゴイヨネ〜」
宇宙人ズB「ナンデキミガ嬉シソウナノ?」
宇宙人ズA「アノネアノネ、マーズ様ノ仔ッテ、ボクノ友達ナンダ!」
宇宙人ズB「ホントニ〜!?」

     ☆     ☆     ☆

メタトロン「皆、ちゃんと並んだらどうなんだ。記念写真なのだから! 全員で綺麗に整列したほうが写真屋とやらも助かるだろう。新会長、貴様がシャキッとせずにどうする!」
マーズ「少し待って欲しい。この仔も一緒に」
宇宙人ズ「ペモフ。アノ、アノ、ゴ主人様……ボクハ選挙ニシ受カッテナイシ、ソモソモ推薦サレテナイデスカラ、エット、アノ、場違イデスヨゥ。場違イデスヨ、ネ? デスヨネ、ミナサン?」
リウ「……」
ヒカリ「リウ?」
リウ「……ロードリアンも一緒でいいと思う」
ヒカリ「うん。リウが優しい子に育ってくれて、嬉しいわ。ひとりより、ふたり。ふたりより、もっとたくさん。賑やかなほうがきっと楽しいものね」
リウ「う、うん……ヒカリの……お姉ちゃんの、ほうが優しいよ」
メフィー=ラ先生「はいはい、写真ひとつであんまり時間かけないでね。写真屋さんが困っているわ。あと、先生もその仔が一緒でもいいと思う」
メタトロン「──先生まで。まったくもう。そこのロードリアン。早く並びたまえ」
マーズ「皆ああ言っている。ほら、こっちへ来い。お前は私の仔なのだから、一緒にいて悪いことなど何もない」
宇宙人ズ「ペモフ、ハ、ハイ。ジャア、オ言葉ニ甘エテッ」
写真屋さん「じゃ、とりますよ〜。1・2・3、ハイ! チーズ!☆」


[ メガラフター学園生徒会]
会長 マーズ・イニラ=ティック・フィクス(2年)
副会長 桐山リウ=ラルラル(1年)
書記 メタトロン・聖子(3年)
会計 桐山ヒカリ(2年)
顧問 メフィー=ラ(物理教諭)

リウ「シンイチも一緒だったら、よかったのに」
ヒカリ「彼には合わないんじゃないかな。ほら、クラブ活動忙しいもの」
マーズ「そ……そう、だな……その、確かにそうだが……わたしも……一緒だったらよかったと思うのだが……」
メタトロン「皆、何を言ってるんだ。2年のアサヒナのことなら、あいつに実務がつとまるとは思えんぞ。まったく、生徒会をなんだと思っているのだ、新会長」
メフィー「こらこら、それくらいにしておきなさい。お前は3年生なのだから、皆の手本となるような言動を心がけてくれないと困るわ」
メタトロン「げ、言動には常に気をつけている。だが、そ、そもそも3年生の私をどうして推薦できて投票できる仕組みなのだ、この学校の生徒会選挙は。何かおかしいと誰も言わなかったのか?」
メフィー「あら。うちは4年制なのだから3年生の生徒会役員がいてもおかしくないわよ?」
メタトロン「そ……」
メフィー「さてと会長。ひとつ聞くわ。あなたは、この学園をどういう風に治めようと思ってるのかしら」
マーズ「良い学園にしようと思う。皆が、健やかで、楽しく過ごせるような」
ヒカリ「素敵ね。なら、あなたの助けになれるように、わたしも力を尽くすわ」
リウ「……わたしも」
メタトロン「やれやれ」
メフィー「よし! じゃ、この後は当選発表を兼ねて臨時生徒総会だ! 新生徒会メンバー一同、生徒の前で緊張したりせず、しっかりハッキリ喋るように!」
一同『はーい!!』

     ☆     ☆     ☆

正門近くに設置してある初代校長メガラフターの像『──皆、よい学園生活を!』

パスタ「わ……私……この銅像より順位低かった……4年生だから、どうせ、どうせ生徒会役員にはなれないけど、けど、わたしこの銅像より低いなんて……うう、うぇぇん」
真一「あ。パスタ先輩だ。先輩、ヒカリさん見なかった? マーズさんがさっき呼んでたから俺も一緒に探してるんだけど」
パスタ「ぐすぐす」
メガラフター像『涙は昨日に捨ててゆけ』


───投票企画にご参加くださった皆様、ありがとうございました!


けーこ
「とゆーわけでメガラフター学園だ。わはは、どうだ、どうかなこれは」
カエル「大将、ブレザーの制服似合わねえなァ」
けーこ「お前……黒板消しのクリーナーより、理科室の標本のほうがいいか……?」

おしまい




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