発売日記念! ラブネゴ色の街角からレポート


勇気「全国一千万のライアーファンのみなさん、こんにちわ〜。今日は待ちに待ったラブネゴシエイターの発売日! 街は大変な騒ぎになっているに違いありません。なにしろ新聞にまで広告うちましたから。ほら!」

勇気「しかも朝日新聞です! スタッフには国粋主義者の右翼がいるって事ですが、ゲームのためには魂も売るんですね、このスタッフは。ま、とにかくそんなわけで、街の反響を確かめるべく、あたしは電気の街、秋葉原に来ています」
みゆき「アキバならみゆきの独擅場だにょ!」
勇気「わぁっ! 出たな変な人!」
みゆき「む。変な人とは失敬な。せっかく西館の女王である滝みゆき自ら、アキバに不慣れな勇気たんの案内をしてあげようと思ったのに、ヒドイりゅん」
勇気「え。別にいいよ。こんな事言っちゃアレだけど、みゆきさんオタクな事にしか興味なさそうだもん。同人誌即売会とかならともかく、電気街じゃ役にたたなさそうだし」
みゆき「ふふふ、アキバが電気街だったのは、一昔前の話だりゅん! あんたが死んでる間に、この秋葉原はとっくにオタクの街、オタタウンになってしまったんだにょ!」
勇気「ほ、本当だ。一言では表現できないお店が表通りにいっぱい並んでる! うわぁ、あたしが生きてた頃とは大違いだよ」
みゆき「こんな所を勇気たんみたいなロリっ娘が一人で歩くのは危険りゅん。あっというまに拉致られて、ボクだけのヒロインにさせられちゃうにょ」
勇気「そ、そんなぁ。フラグも立ってない人のヒロインなんて、あたしイヤだよ」
みゆき「にょほほ、ちゃんとエンディングのあるメインヒロインは大変ですなぁ。その点、みゆきは脇役だからそんな心配は無用りゅん」
勇気「そっかぁ。いいなぁ、みゆきさんは脇役で」
みゆき「にょほほほほほ」
勇気「なんてったって、その場限りの脇役だもんね。個別のエンディングもないし」
みゆき「にょ、にょほほほほ…………」
勇気「栄太とHしても、それで話が変わるわけじゃないし」
みゆき「にょ、にょ、にょ……」
勇気「いいなぁ、脇役。うらやましいよ。あたしも脇役やりたかったなぁ」
みゆき「………………」
勇気「アレ? みゆきさん、どうしたの? 急に黙っちゃって。もしかして、泣いてる?」
みゆき「な、泣いてなんて無いりゅん! これは心の汗だにょ!」
勇気「も、もしかして、あたし、何か悪い事言っちゃった?」
みゆき「うるさいうるさいうるさいっ! 同情なんていらないりゅん! ほら、さっさと発売レポートに行くにょ」
勇気「う、うん」
みゆき「まずはソフマップ14号店」

勇気(絶句)
みゆき「ふふふ、驚いたかにょ! これがアキバの力にゃの!」
勇気「なんであんたが得意げになってるのよ」
みゆき「ちなみに実物は写真以上に派手だったりゅん。きっとソフマップの人が徹夜で作ってくれたに違いないにょ。ライアー社員は心から感謝して、秋葉原に足を向けて寝ないようにするんだりゅん」
勇気「ちなみにお店の前にはこんなに行列ができてました」

みゆき「言っておくけど、今度はみのもんたのおかげじゃないりゅん」
勇気「もんたの力を借りなくても行列ができるようになったなんて、ライアーもやるねぇ」
みゆき「問題は、この行列がラブネゴの列じゃ無いかも知れない事だにょ」
勇気「じゃあダメじゃん」
みゆき「でもちゃんと確かめた訳じゃないから、これはラブネゴの行列なんだりゅん。並んでいる人には、ライアーから缶コーヒーが振る舞われたりゅん」

勇気「ほ、ホントに?」
みゆき「信じるものは救われるんだにょ。真実は常に隠されていて、みんなの心の中だけにあるんだりゅん。目に見えるものに惑わされちゃだめにゃの」
勇気「そ、そう、なのか、なぁ?」
みゆき「ちなみに、ソフマップ本店のエロゲー売場でも、やっぱり凄いことになっていたりゅん!」
勇気「凄いって、なにが?」
みゆき「それは入ってみれば分かるにょ」
勇気「入ってみれば分かる? ええっと、エロゲー売場は三階だったよね。エスカレーターで昇って……あああっ!」

勇気「ゆ、床一面にラブネゴのポスターが張ってる!」
みゆき「にょほほほほ。ラブネゴのポスターを踏みつけにしないと、売場にはいることすらできないんだりゅん!」
勇気「そ、そんな。ライアーファンだったら、ポスターを踏むなんてできるはずが……」
ライアーファン「すたすたすた」
勇気「………………」
みゆき「みんなガンガン踏んでいくりゅん」
勇気「い、いいもん。こんなに派手に宣伝してもらってるんだから、少しくらい踏まれたって……」
みゆき「おかげでいろんな人に買ってもらうことができたにょ」
勇気「ソフマップで買うとこんな特典がついてくるし」

みゆき「これを読めばラブネゴの秘密が全部わかる……はず、りゅん」
勇気「なんか気になる言い方だなぁ。ええっと、これは劇場版ラブネゴシエイターのパンフレット、ということで、出演者や製作スタッフの生の声が書かれてたりするんだよね」
みゆき「さぁ? みゆきは良く分かんないりゅん」
勇気「なによ、それ。あんた、西館の女王じゃなかったの?」
みゆき「みゆきの専門はボーイズラブだにょ! エロゲーの事なんて、光栄が大昔にナイトライフってゲームを作ってた事くらいしか知らないりゅん」
勇気「……良く知ってるじゃない」

※特典は終了しました/2001.10.10追記


みゆき「じゃ、次はメッセサンオーさんに行ってみるにょ!」

勇気「うわぁ、ここも凄いねぇ。い、いいのかな、こんなに大きく取り上げられちゃって。あたし達のゲームなんて、場末の温泉街でひっそり売られてる方が身の丈に合ってるって言うか……」
みゆき「志が低い! そんなライターの天野みたいな事言ってどうするにょ!」
勇気「天野と一緒? それはイヤだなぁ。……あ、みゆきさん、これ見てよ。ここにも特典があるみたいだよ」

勇気「ふーん、オリジナルのネゴバトルがつくんだあ」
みゆき「ちなみに、これをやったCGチーフのしまさらさんは『作った人の神経を疑います』って言ってたりゅん」
勇気「ライアーのスタッフからもそんな事言われるなんて、一体どんな内容なんだろう?」
みゆき「シナリオの人は『男達の熱い生き様を見て欲しい』とか言ってたにょ」
勇気「熱いだけで、方向性は教えてくれないんだ」
みゆき「この特典に関して詳しいことを知りたい人は、ここをクリックして欲しいりゅん」
勇気「あ、テレカもあるんだ」

勇気「そう言えば、特典って他にどんなのがあるの?」
みゆき「やっぱりお店によってまちまちなんだにょ。例えば大阪のUNITではダーツが」
勇気「ダーツ!?」

勇気「……これってダーツ?」
みゆき「自分の扱いが小さいからって、ヘンな事言うのは良くないりゅん。これはみゆきの魅力をばっちり引き出してる、伝統的なダーツだにょ!」
勇気「一回休みとか書いてるし……」
みゆき「それが伝統文化だにょ! 詳しいことを知りたい人は、日本橋のお店に直接いくりゅん!」

勇気「いろいろ回りたかったけど、そろそろ時間ですねぇ」
みゆき「他にも色々面白い宣伝をしているお店を紹介したかった……あ!」
勇気「ど、どしたの、みゆきさん」
みゆき「た、大変にゃ大変にゃの! ラブネゴのパチ商品が出てるにゃの」
勇気「パチもの? ガンガルとかノレパンとかエノケソとかみたいな? はは、まさか。みゆきさん、ラブネゴはまだ発売したばかりだよ。そんなものが出るはずが……」
みゆき「あーもう、じれったいりゅん、これを見るにょ!」

勇気「ホントだ、ラブネゴシエーターになってる……」

K.TENさん、桜瑞さん、仏さんじょさんから発売記念FAXいただきました。ありがとうございます!
(ちなみに仏さん、平仮名禁止!)

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