−MAIN CHARACTERS−
今回は、ゲームの各話で根越の交渉ターゲットとなる「ゲストヒロイン」を紹介します。

《CHARACTER PROFILE 07》
滝 みゆき
(たき・−)

 大手ボーイズ系サークルで、年2回のイベントでは西館でブイブイいってる同人作家。身にまとったピンクハウスと語尾がかわいい不思議な言葉づかいがチャームポイント。真実の愛は同性同士のあいだでこそ生まれるもので、異性なんて不純よ不潔よやっぱり男同士よ総受けよ、と素晴らしい世界の住人でもある。これは出番だ、ラブ・ネゴシエイター! 彼女に本当の愛を教えてやってくれ! なお、父親は日本最強の暴力団と噂される山野組組長。DNAはどこか間違っている。……出番だ、ラブ・ネゴシエイター!

「雨がザーザー降ってて、みゆきのハートもブルーだりゅん……」



     

 

《CHARACTER PROFILE 08》
倉持 浩子
(くらもち・ひろこ)

 心に燃える正義の炎、弱きを助け、強きをくじく。昭和二十年代に子供達の心をつかんだ正義のヒーロー『鐵甲仮面』を演じた祖父の熱き血潮を受け継いで、今日も元気にもめ事に首をつっこんでいる。凛とした性格で男女問わず、人気があるものの、本人は恋愛関係はまるでダメ。興味がないならいざ知らず、気づいてしまった淡い恋心に気持ちはゆらめき、得意の長刀も手につかない。このままでは『鐵甲仮面』の名が泣くぞ、恋の悩みは特訓で解消! ここで出番だ、ラブ・ネゴシエイター!

「ちょっとそこ、なにやってんのよ!」

《CHARACTER PROFILE 09》
北村 はるか
(きたむら・はるか)

 現代のシャーロック・ホームズと呼ばれる少女探偵。ハンチング帽にフロックコートというスタイルで、ワトソン君とともに難事件の現場に颯爽と現れ、華麗に解決していく。警察からの新任も厚く、つねに刑事が二人引き連れている。鋭敏で理論的な脳細胞から素晴らしい推理を導き出すが、それはあくまで巧妙なトリックに向けられている。動機二の次、犯罪とはあくまで美しく細密な過程にあるんだなんて、痴情のもつれで食っていく根越としては捨て置けない。ここは出番だ、ラブ・ネゴシエイター!

「手がかりはすべて現場にあるよ。トリックさえわかってしまえば……、まあ動機なんておまけみたいなものだね」

 
 
 

 
 
 

《CHARACTER PROFILE 10》
ナタリア・リフストスカヤ

 東欧の小国、リトリフ公国の王女様。摂政一族による専制政治を打破し、民主的君主国として再生した公国の美しきシンボル。国民を導き、自らも公国のリーダーを認めている。確かに素晴らしい行動力はある、が、良くも悪くも王室育ちのお嬢様で、平民=使用人という素敵な常識を持っていらっしゃるなど、街でばったり出会ったらけっこうイヤかも。そんな彼女が来日早々、男と一緒に空港から失踪したのだからさあ、大変。なにやら陰謀めいたきな臭さも立ちこめて、行くぞ出番だ、ラブ・ネゴシエイター!

「そうか、三日も食べていないというので物乞いと思ったのです。許せ」

《CHARACTER PROFILE 11》
三島 のぞみ
(みしま・のぞみ)

 映画、ドラマを中心に活躍する国民的アイドル。あまたいるファンの中でもとりわけ熱狂的な支持基盤はなんと自衛隊。デビュー映画の役柄は戦闘機のパイロットというあたりからセルフディフェンスなお兄さん達のあいだで大ブレイク。今や、「来たれ自衛官」なポスターでもれなく微笑みかけてくれるなど、まさに国防の象徴。そんな縁で依頼を受けた一日幕僚長で、彼女はまさかのクーデターを決行! アイドルの秘密のハートブレイクは一国を巻き込んだ心中騒ぎに? 今が出番だ、ラブ・ネゴシエイター!

「大丈夫っ! だって、歌うのがあたしの仕事だもん、疲れてる暇なんて無いよ!」

 
 
 

《CHARACTER PROFILE 12》
高 将太郎
(こう・しょうたろう)

 謎の凄腕ネゴシエイター。その交渉術は主人公のそれをはるかに凌駕している。いったいこのような人物が存在するのか……、と思いきや、その正体は根越の生き別れの兄。根越とは正反対に、相手の心にできた隙間につけ込み、信頼を揺さぶり、疑念をかき立てる。愛を踏みにじり絶望させる交渉術で、主人公の行く手を阻み、立ちはだかる。変わり果てた兄の姿に戸惑いながらも、根越は宿命の戦いに赴くために、スピーカーを握る!

「愚かだな、愛などという幻影に惑わされてそのザマか!」

※次回はお待たせしました、サンプルボイスとBGMの紹介です。

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