■真っ赤に腐る街角からレポート■
夏生「とうかんもり町役場の看板娘こと、簸川夏生でーす。町にお金を落としてくれるあなただけ! 特別にナッキーで呼んでもいいですよ?」
潤「簸川潤。泣いたり怒鳴ったりばっかりのアンニュイでモラトリアムな義妹やってます」
夏生「ライアーソフトの第6弾『腐り姫 euthanasia』ついに発売です! レディース&ジェントルメン、おとっつぁん、おかっつぁんも、お坊っちゃん、お嬢ちゃんもこぞってお買いあげください!」
潤「今日という日も残りわずかなんだから、とっとといこうよ」
夏生「さすが、家事手伝いで鍛えた段取りは違うね?」
潤「あんたは仕事してんの? ホントに」
夏生「それでは、もはや恒例、世界に誇る電気の町マニアの町、秋葉原突撃レポートです!」
《メッセサンオーさんにて撮影》
夏生「まずはメッセサンオーさん! いつもお世話になってまーす」
潤「まーす」
夏生「さあ、ご覧くださいっ。連休を控えてごった返す店内の様子を! うわ〜〜凄いですね。無事に購入できた喜びと安心のためでしょうか、その場で腐ってしまったお客さんたちのなれの果てで、店頭はすでに真っ赤です!」
潤「………………」
《ソフマップ14号店さんにて撮影》
夏生「さて、こちらはソフマップ14号店さんです! ご贔屓にしていただいてまーす」
潤「まーす………………」
夏生「ややっ! こちらも大変な状態です。コードレッド! コードレッド! お客さん店員さん大丈夫ですかーっ! 腐ってますかーっ、最高ですかーっ! タイヘンだー。このままでは日本が赤くなってしまうー」
夏生「ピコピコ。ここでお報せがあります。秋葉原では、数十年ぶりの降雪警報が発令されました。お出かけになる方は充分にご注意ください! なお大阪日本橋地方の降雪状況につきましては───」
潤「あのさ……」
夏生「……ハイ! ハイハイ! 突っ込まれる前に謝ります! ごめんっ! ごめんなさい!」
潤「自覚はあるわけね」
夏生「本日は秋葉原をめぐる時間も人員もありませんでした! なんで? なんでこんなに忙しいの?」
潤「自転車操業だからでしょ」
夏生「潤ちゃん……せめて泳ぎ続けないと死んでしまうオニイトマキエイのようだとかね……ま、気を取り直しまして」
夏生「取材出来なかったかわりと言うわけではございませんが、さきほど閉店間際の新宿各店のソフト売場をざっと、さらってまいりました」
潤「へー、どーだった」
夏生「いやーそれが」
潤「なに、複雑な顔して」
夏生「無くって。一つも。中古屋さんにすら」
潤「ふーん。売り切れ? よかったじゃん」
夏生「でもさ、ある所にはきちんとあるわけでしょ? この差は何だろうな、とか、この程度って思われちゃったかな、とか、発売日楽しみにして買えなかった人って可哀相だな、とか……」
潤「別にいーんじゃないの? こんなにたくさんゲームが出てるんだから、店員さんもじっぱひとからげのソフトハウスまで、いちいち動向把握してらんないよ」
夏生「じっぱ……と、とにかく、こちらも恒例となりましたショップ特典の紹介だけでもいたしましょーかっ」
夏生「メッセサンオーさんは、録りおろしボイス入りドラマ『腐プリ』CDROM&中村哲也先生の描きおろしテレカ」
潤「『腐プリ』ってなにさ」
夏生「腐り姫=腐りプリンセス、略して『腐プリ』! 内容は推してしるべし」
潤「前回のラブネゴに続いて頭痛い……」
夏生「そして、ソフマップさんの初回特典は、FC会員にはおなじみの月刊うそ増刊号、その名も『月刊うそ・増刊号』です。やはり描きおろしの、樹里ちゃんと蔵女ちゃんのラブひなチックな表紙が目印です」
潤「イラストもそーだけど、なんのヒネリも無いタイトルだなー」
夏生「安易でいーの。マスターアップ後のスタッフたちの腐りっぷりが見物です。誤字を100個見つけてハワイに行こう!」
潤「そんなにあるのかよ」
夏生「また、大阪UNITさんでは、描きおろしイラスト付きフォトスタンド。いつもちょっと変わったグッズで遊び心アリアリですねー」
潤「ですねー、イラストもちょっと反則気味ですねー」
夏生「どうぞ大阪日本橋のお店で確認してください!」
夏生「ウェアパークNA-Viさんでも、描きおろしテレカを付けて頂いてます。ありがとうございます!」
潤「どもー」
《発売記念ギャラリー》
K.TENさん、桜瑞さん、桜瑞さん、桜瑞さん、仏さんじょさんより
発売記念FAXをいただきました。ありがとうございます!
夏生「……っていうか、すでに一枚もFAXがありません! 皆さんだんだん凝りだしてますねえ。それはともかく、どうもありがとうございましたーっ!」
潤「桜瑞さんのはなんで3枚?」
夏生「掲示板に投稿しようとして怖じ気づいたんだそうよ?」
潤「……せっかくだから突っ込んでいい?」
夏生「ダメッ!」
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