つとむと由紀は、半年前の文化祭で知り合った恋人未満の友達どうし。デートは毎回グループ交際だし、手をつなぐ以上に接近したこともない。つとむとしては、もっと親密になりたい(単なる好奇心)のだが、なかなかきっかけがつかめない。 そんな折、つとむは交通事故で頭を打って入院してしまう。三日間意識不明だった彼は、目覚めた時に超能力を身につけていた。透視とテレパシー。まさしく今の自分にとってうってつけの力だった。 つとむを心配して見舞いに来た由紀の心を覗いた彼は、彼女も自分と同じようにセックスに興味を持っていることを知る。ならば話は早いと(テレパシーの力を駆使して)抱擁、ファーストキスと二人の関係を超特急で進展させたつとむは、退院後の二人きりのデートまで約束する。 無論、つとむの目的はセックス。しかし、双方合意のもとなら簡単と思っていたデートには、様々な障害が……。 |
では、主人公のつとむは、ゲーム内で実際にどんな能力を使えるのか? まずは透視。読んで字の如く。あの物質が透けて見えるという透視能力です。『ちょ〜イタ』では透視がスゴイ。なんといっても、全CGの内、90%が透視できる。駅前で由紀と待ち合わせ。先に到着している彼女はまだこちらに気づいていない。そんな時こそ透視能力発動! 彼女がどんな下着を着ているかで、その日の意気込みが分かろうというものです。実際には、画面上にある『透視』アイコンをクリックすることで透視モードへ移行。マウスカーソルの動きに合わせて、ポインタの周囲が透けて見えるシステムは、持ち込んだ出版社でも大好評! 更に、キャラクターだけでなく背景にいる人物(モブ)まで透視できる。え、オジサンも!? カンバンまで!? CGスタッフ血と涙の結晶ココにあり! 次いで、テレパシー。目と目で通じ合う。そう、うれしはずかしテレパシーです。これはどんなことが出来るか? まずは、周りにいる人間の考えていることが分かります。ああ、可愛くて素直な彼女が心の中ではこんな事を! 更に、相手の思考をある程度制御することも可能。彼女の……な気分をあおったり、他にもいろんな使い道が。 上の二つが、ほぼいかなる場面でも使える能力。その他にも、あるシチュエーションで発動する超能力がてんこ盛り! ゲームは、マルチストーリー、マルチエンディング。一話のプレイ時間は重すぎず、軽すぎないボリューム。会社勤めのアナタも、毎日遊んで大満足。繰り返し遊んでいるうちに、いつしかちょ〜イタワールドの虜になることうけあいです。 |
動作環境:
CPU:Pentium100MHz以上(推奨133MHz)
CD−ROM:倍速以上
ディスプレイ:640×480で65536色以上表示可能なモデル
メモリ:16M以上(推奨32M以上)
VRAM:4MB以上(推奨8MB以上)
音源:MIDI音源(SB16/互換サウンドボード)
HDD:最低10M(簡易インストール)、最大270M(フルインストール)
その他:DirectX5以降必須