フォクシィ「ぱんぱかぱーん、お待たせしました。それでは結果発表で〜す」
ヒッグス「へいへい。1位はあんた! フォックスバットに決まってんじゃーん」
フォクシィ「なッ……下位から、じわじわと発表していくセオリーが!?」
ヒッグス「バーカそんなの、わかりきってるしぃ。盛りあげてなんか、やんないよーだ。知りたきゃ出すもん出しなー?」
フォクシィ「そんなこと言って、くやしいんでしょ? これで私、名実ともにセイファートでいちばんのネコミミになったわ! みんな、ありがとう!」
ヒッグス「ブーブー。あんたはシミュラクラ! ミミもシッポも、必然性ゼロじゃん? ネコミミ1番はこのあたし、ヒッグス様だもんね!」
フォクシィ「ん? そうだったっけ……」
ヒッグス「そーそー(サイレン音接近中)」
セシル「ウラーッ! この犯罪者どもーッ!!(バキュバキュバキュゥゥ)」
フォクシィ「暴走セグウェイが、乱射で強行突破でスライディングで炎上? …………で、どなた?」
ヒッグス「知ってる。9位の『バグ出すなボケ』さん」
セシル「ちがうッつーの! 勝手に繰りあげんなっ! ネコミミ族部門首位で、総合5位のセシル警部ですッ!」
フォクシィ「あ、ごめんなさい。フィルのお友だちね?」
セシル「トモダチ言うな〜。それより、票数操作の証拠はあがってるのよヒッグス!」
フォクシィ「また? 今度はどんなイタズラよ」
ヒッグス「へっへーん。マンガ喫茶のパソコンでかたっぱしから投票したり、フォクツィとか、ジヶオジュソとか、紛らわしい項目立ててかく乱したり、ハァハァ画像をエサに票呼んで、ハリ・サイのハッハァー!画像を送りつけたり、な〜んて全然してないもんね、シシシッ☆」
フォクシィ「あ、悪質すぎ……」
セシル「包帯ネコミミが1位になると、わ〜私の〜むにゅむにゅ〜でごにょごにょ〜なシーンが追加だ〜……なんてデマをひろめたのも貴様かーッ!!(ババキュゥ)」
ヴァレンタイン(ネコ耳つき)「人間でもAIでも、ミミ&シッポ、おおいに結構。かくいうわたくしもメモリーの最深部に、読みとり専用および消去不可で、思い出バックアップを───」
フォクシィ「フォローありがと。ちょっとやぶから棒だったけど。で、そのメモリーってアナ……大公女殿下の? 斬られるわよ?」
ヴァレンタイン「はい。あの幼き日、まだ疑念や反抗という言葉を知る以前の、殿下ご尊影のアーカイヴですが、なにか? 無論、晴れ着はわたくしがコーディネート。フリル類も各種とりそろえてございます」
フォクシィ「そ、それって、プ、プライバシーの侵害しし、しんがが、いっ、ましてやフリ…ッ……あああ私も思い出バックアップ〜〜(ヨロメリリとヴァレンタインにすがる)」
ヴァレンタイン「では───(レーザーでピー)」
フォクシィ「はうっ……く、来る……素晴らしい世界が───」
ヒッグス「うわフォックスバット、すっごいニヤケ顔。惑星ハカタのおみやげみたい」
セシル「タスプ(快楽中枢刺激装置)中毒患者でこういう人いた」
───投票企画にご参加くださった皆様、ありがとうございました。
スポンサー企画の御礼品も準備中です。どうぞもうしばらくお待ちください。プレゼント内容は小梅けいと氏描きおろしのス○ッ○ー。