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杏里
「アンニョンハシムニカ!(こんにちは) 『サフィズムの舷窓』キャラクター紹介の時間だよ。今回は、元気いっぱいコリアンガール、ファン・ソヨン!」 |
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ソヨン
「はい! ファン・ソヨンです! 杏里さんの一つ下のファーストクラスに在籍しています。どうぞよろしくおねがいします!」 |
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杏里
「ささ、キミの事をどんどん喋って」 |
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ソヨン
「はい! 出身は韓国の鎮海。桜並木で有名な港町です。父は軍に勤めています。好きなことは体を動かすこと。スポーツなら何でもチャレンジです! 苦手なことはありますけど、なるべく無くすように努力しています」 |
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杏里
「海軍司令官のパパにはじまって、家族兄弟全員が軍に関係している名門一家なんだ」 |
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ソヨン
「ポーラースターに来た時は、レディとしての礼儀作法を身につけられるか、学業についていけるか不安でしたが、今では優しい先生や先輩方に囲まれ、とても恵まれた生活を送っています。でも、そのレ、レレレ──」 |
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杏里
「レイプ事件?」 |
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ソヨン
「は、はいっ。レイプ事件の犯人を、みすみす放っておくことはできません。新たな被害者が出る前に犯人を捕まえなきゃ! どうか御協力お願いします、杏里さん!」 |
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杏里
「OK! でも次に襲われるのはずばり、キミかも!?」 |
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ソヨン
「ええっ!?」 |
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杏里
「そうさ? なにしろ犯人より先に、このボクが───」 |
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コー
「あ、まちでうわさのレイプはん」 |
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クレア
「逃げてぇっソヨンちゃん!」 |
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ソヨン
「こらっ、コー? それにクレア? 先輩に失礼なこと言っちゃダメ!」 |
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ミリエラ
「ま、火のないところに煙は立たないってね」 |
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ソヨン
「もう、ミリエラまで?」 |
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杏里
「ああソヨン。こんなにも慕われて、なんて後輩想いなんだ」 |
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コー
「ねぇねぇソヨンちゃん。ビジタークラスのお茶会に出席してくれるって約束だよ?」 |
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ソヨン
「ごめんね。も、もうちょっと」 |
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クレア
「みんな楽しみにしてるのよ。ソヨンちゃんの紅茶キムチ!」 |
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ソヨン
「それは嬉しいけど、あっ、コー? チョゴリを引っ張ったらダメ〜〜っ。あのっ、杏里さんもご一緒に?」 |
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杏里
「いや。ボクにはこのあと大切な用が……でも最後に10秒だけ」 |
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ミリエラ
「5秒だけ」 |
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杏里
「ウィ。言いたいのはこの一言だけだ。このボクを信じてくれるかい、ソヨン?」 |
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ソヨン
「はいっ、信じます。杏里さんがあんな罪深いことを働く方とは思えません!」 |
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杏里
「メルシー! 勇ましい小さなソヨン! キミにそう言ってもらえるだけで、ボクは天にものぼる…………」 |
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杏里
「……ふぅ……いっちゃった……」 |
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天京院
「なに泣いてるんだ、杏里?」 |
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杏里
「あ、かなえさん。これは涙じゃなくて、ハートからこぼれた愛のジュースさ」 |
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天京院
「意味不明だよ。だいたいちゃんとファン・ソヨンには伝えたのかい? 3人の候補のひとりだって───」 |
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杏里
「うん。大丈夫。安心して」 |
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天京院
「すごく不安だ。ゆえにコーヒーを飲む」 |
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杏里
「実はね、ソヨンはかなえさんの褐色の脳細胞が導き出した、『今後、事件の被害者になる可能性がある人物』のひとりなんだ!」 |
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天京院
「(ごくごくり) うむ。候補は3人。彼女らと行動を共にすれば、犯人と遭遇する可能性も高くなる。だがそれは───」 |
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杏里
「そう、同時に危険にも晒すことになる! だからボクは『犯人の魔手から被害者を護る』&『事件を解決して自らの疑いを晴らす』このふたつの目標を目指すのさ」 |
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天京院
「1人の探偵、3人のヒロイン、6人の子猫ちゃん、そして正体不明の犯人が織りなすストーリーというわけだ」 |
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杏里
「勿論、かなえさんもね。次回は、おっとりすずやか、世間知らずなフェアリィ『アルマ・ハミルトン』に登場願うよ。彼女も犯人に目をつけられた一人なんだ」 |
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天京院
「これにてキャラ紹介は終わり。はい、次へ急いだ急いだ。キツネ目の女史が待ってるぞ」 |
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杏里
「そう言う、かなえさんの方がよっぽどキツネ目」 |
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天京院
「(鏡を取り出して)…………」 |