行殺(ハート)新選組 キャラクター人気投票中間報告大会!

永倉「というわけで、意味不明に元気にも大会と銘打って、キャラクター人気投票の中間報告と行くぜ!」
島田「お前が仕切るな!」
永倉「え? だって、あたい司会じゃないの?」
島田「違うって」
永倉「だって、前回そうだったじゃん」
島田「ありゃ、あんまりにもお前が人気ないから、テコ入れにライト当てたろかいってことで起用したんだそうだ。つまり今回はもうお役御免ってことだな」
永倉「そ、そんな……」
おまちちゃん「はーい、やっぱり新選組情報っていったら私の出番よね。ああ、初登場から苦節一ヶ月とちょっと……、ついに島田さんと一緒に司会ができるのね。ああ、嬉しくってどうしましょう〜☆」
島田「いや、うかれまくってるとこ悪いんだけど、今回の司会は俺一人でやれってことなんだけど」
おまちちゃん「ええ!? そんなぁ! 島田さん一人じゃ大変ですよぉ! 私がばっちりリードしてあげますから! あ、でも、島田さんがリードしてくれるのもいいかも……」
島田「なんか変な方向に話持ってこうとしてないか? そこ、88ミリ砲構えるの止めてください! おまちちゃんも席戻ってって! ああ、ほとんど司会の挨拶ができなかった……。が、時間がおしてるみたいなので、そのまま進めます!」

まずは現在堂々首位、鬼の副長・土方歳江

島田「まずは、現在首位の副長です」
土方「役目御苦労だな、島田。こういう広報活動も、治安部隊である我が隊を世間に知らしめるという意味では重要な隊務だ。手を抜かずにしっかり務めろ」
島田「……のっけからまったく企画の意図を解していない発言ですね」
土方「広報活動の重要性はさっき言った通りだが?」
島田「……ま、いいです。えーと、首位にたってからは希望を持たせつつ追いつかせない票差をがっちりキープって感じの隙のなさに加え、常連さんと新顔さんがミックスされたファン層に死角無しの強さを感じさせるってことなんですが……」
土方「ほう、いっぱしの状況分析ができるようになったな」
島田「いえ、これ脚のとおりなんですけどね。いかがでしょう。頂点にたつ感想というものは」
土方「存外、暇な人間が多いということだな。こんなことにかまけて隊務をおろそかにしなければよいのだが」
島田「なんつーか、応援してくれてるんだから、もうちょっと暖かい言葉をかけてあげてもいいんじゃないですか?」
土方「好かれてなくても副長は務まる。投票する暇があったら隊務にもっと身を入れろ。キンノーどもの跋扈を許すな! いいか我々の使命は……」
島田「なし崩しに訓令モードかい……。あー、副長ファン、あんたらMだぞ、絶対。報われないことだけは保証してやるけどな。それでもいいのか?」

今月の標語:愛に見返りは不要

追撃態勢衰えず、クールロリータ・原田沙乃

原田「なに、この見出しは!」
島田「何って言われても、キャプや台本は渡されたもの使ってるだけだから」
原田「ロ、ロリータって何よ、ロリータって!」
島田「あー、それはだな、映画のタイトルにもなった少女の名前からきてる言葉で……」
原田「語源の説明なんか聞いてないわよ! 失礼ね、いったい誰のことよ、これ!」
島田「お前以外いるか」
原田「第一、夷狄の言葉じゃない!」
島田「いまさら無茶ゆーな! だー、先進めるぞ。序盤からつるぺた萌えの支持を集めてトップを走ったものの、副長の前に陥落。しかし、その後も結束の固さを見せて追撃の姿勢ゆるがず、というとこらしいけど」
原田「みんな、沙乃のこと、子供だと思ってるんだ……」
島田「あー、まー、なんつーか、応援してもらえるのはいいことだぞ? まだまだ逆転のチャンスだってあるんだし。人気投票くらいで勝っとかないと、この先、胸だって身長だって副長には勝てないんだからな」
原田「し〜ま〜だ〜」

今月の標語:胸の差は愛情で埋めよう!(そんなこと言ってない!)

当然のようにきたダークホース・おまちちゃん

島田「えー続いては、まあファンはつくだろうと思ってたけどここまでコアに押し上げてくるとは予想外のおまちちゃんです」
おまちちゃん「きゃー、こんなにたくさんの……、ってそんなに数は多くないけど、でもそれだけおまちのことを熱心に応援してくれているってことよね! ファンのみんな、ほんとにありがとー☆ でもまだまだあきらめないでね、油断しないでね☆ 芹沢さんの追い上げかわさなきゃだし、副長さんにだってまだまだ逆転できるもの☆ 一日2回の投票とお友達へのせんのー工作は欠かさずにね。おまちとのや・く・そ・く☆ 見事1位になれたら、バナーだってポストカードだって思いのままよ☆ もちろん、この私もよ☆ いっぱいサービスし・て・あ・げ・る☆」
島田「……あー、狙い通りのコメントとれたのはいいんだけどさ。思いのままだのサービスだのってーのは……」
おまちちゃん「あーん、妬いてくれるなんて、おまち嬉しい☆ でも安心してね、島田さん、この人達みんな、もうじき島田さんになる人達ですから。だから、おまちはいつでも島田さんのも・の・よ☆」
島田「また不条理度のあがること言うし……」

今月の標語:この鐘を鳴らすのはあなた☆

台風の目健在、じわじわ上昇中・カモミール芹沢

島田「ついに沖田を抜いて4位に浮上した芹沢局長です」
芹沢「は〜い。でもやだなぁ、島田くん。芹沢局長なんて、他人行儀な呼び方されたら寂しいなぁ。言ったでしょ、カモちゃんって呼んでかまわないって」
島田「はぁ。えーとじゃあ、カモちゃん……」
芹沢「あ、でも、目上の人へのけーいって大切よねぇ」
島田「カモちゃん……さん」
芹沢「はい、よくできました。あ〜、可愛いなぁ」
島田「だ、抱きついてくるのは後にしてですね。連帯感に見るべきものがある、上昇気流真っ最中なファンの皆さんにお礼の言葉なりをと」
芹沢「あ、そだね。みんな、ありがとね。早く屯所で会えるのを楽しみにしてるから。そしたらいっぱいイイコトしようね」
島田「すいません、できれば隊務に励め系のお言葉をいただければ、副長の視線も気にしなくてすむと思うんですが」
芹沢「いいのいいの、そんなの。さ、島田くん、ちょっとむこうで一休みしようか」
島田「え、あ、ちょ、ちょっと……」

今月の標語:可愛くない島田くんなんてダメよ

巻き返しなるか、病弱メガネっ娘期待の星・沖田鈴音

沖田「どこ行ってたの?」
島田「いや、あの、その」
沖田「ふーん、いろいろ大変なんだね、お兄ちゃん」
島田「その呼び方やめれ」
沖田「頑張って生きていってね、お兄ちゃん」
島田「だからやめれってその言い方も。さて、スタートダッシュに成功して独走かと思われたが息切れしてズルズルと馬群に飲み込まれた感じだけど」
沖田「そんなこと言われても、あたしのせいじゃないし……」
島田「世の中のメガネっ娘ファンの底力も案外、たいしたことなかったねぇ、と決めつけてしまうのもなんなので、ここらでいっちょ、彼らに奮起を促す一言を」
沖田「でもみんな、猫捜しで忙しいみたいだから……」
島田「そんなこと頼んでたんかい!」

今月の標語:一日二匹は期待してるよ

2月第3週週間得票最下位、確実に沈んでいく局長・近藤勇子

島田「あー、なんといいますか」
近藤「でも、みんな一生懸命応援してくれてるよ」
島田「あー、そーとも言いますが」
近藤「それに、他のみんなもいっぱい応援してもらってるんだよ。ほら、うれしいことだよね、こういうのって」
島田「近藤さんのその辺、ファンの皆さん、大変よく理解しておいでです。慎ましいというか、こう盛り上がりに欠けるというか」
近藤「ほら、みんなから、おはようって声をかけてもらえる新選組にしようって言ったでしょ。だから、いろんな人がみんなに投票してくれるのはとってもうれしいな」
島田「だからそれじゃトップはとれませんってば。もっとこう、ガツーンとファン魂を煽り立てるような一言をですね……」
近藤「みんな、新選組の応援をよろしくね。私達も頑張るからね」
島田「そーじゃないってば〜」
近藤「あたし、寂しくないから。ほんとだよ」
島田「…………」

今月の標語:私より他のみんなに投票してあげて欲しいな

じわじわと伸びる獲得票、これでいいのか・坂本龍馬

島田「なんでお前がここにいるんだよ!」
坂本「なんでって、ワシゃ堂々7位だぜ」
島田「呼んだ覚えなんかないぞ」
坂本「偉くなったねぇ、その口の聞き方。京に上ってきたころは、ゴロツキに囲まれてピーピー泣いていたもんだがね」
島田「な、てめえ!」
坂本「おー、怖い怖い。命が惜しいから帰るとするかね」
島田「二度と来るな!」

今月の標語:そんなもん、いるか!(島田)

進歩はあった、上を向き前へ進め・永倉新

島田「ま、よく頑張った」
永倉「…………」
島田「無事、主要キャラの端っこにまでこれたんだから、よしとしよう、な」
永倉「まだまだいける! これからだ!」
島田「まあ、それは確かだが……」
永倉「あたいはあきらめないからな!」
島田「その覚悟は立派だけどな」
永倉「みんな、ついてこい! 特訓だ!」
島田「……あの勢いについてこれる人間が少ないことに気づけないもんかなー」

今月の標語:1週で10倍になった! 来週も10倍だ!

島田「というわけで、こっから下はコメントとるのもバカバカしいので割愛します。いかがだったでしょうか、皆様。……正直言って、投票意欲に見合うコメントがとれたかどうか怪しいんですが。なんつーかこう、もうちょっと愛想よくできないのか、うちの連中は」
土方「仕事は半人前だが、言うことだけは一人前だな」
島田「う……」
原田「あたしロリータじゃないもん……」
沖田「けほけほ……」
島田「えーい、なんか文句がありそうなのはうすうすわかるが、みんな、俺がなんで今回の司会をやることになったかわかってないだろ!」
永倉「なんで?」
島田「そ・れ・は・だ・なぁ〜……、未だ誰も俺に投票してないから、コメントどころかネタにもんりゃしないからだ! はっはっは、どうだ! ちっくちょう、悔しくなんかないぞ、悔しくなんかぁ」
原田「あ、泣いた」
斎藤「ボクもだよ島田、奇遇だね」
島田「……うれしくなんかないぞ」

おまち「というわけで、ご好評の人気投票、たくさんの方のご参加、ほんとーにありがとうございます☆ 私に投票してくれたらもっとうれしいんだけど、それは内緒ってことで! 皆さんからのあっついコールに感謝御礼の今週の週間行殺新選組、いかがだったでしょうか☆ ね、こんな感じの人達だから、だまされてたみんなは、この際、ちゃんと目を覚ましてね。もちろん、目覚めた後はおまちに投票、お約束☆ では、また来週の更新をお楽しみに。さよ〜なら〜☆」

沖田「……あ、こんにちは。ちょっと付け加えなの。もし応援のイラストとか描いたら、送ってくれれば掲載します、だって。メールに添付する場合は1M以下。郵送は葉書サイズがいいな。郵送先は[info]にある住所、〒は162-0067ね。あ、いい猫……」