S T O R Y


個性的な球形のマシンが競い合う、命がけのレース「キャノンボール」は、過酷な宇宙に生きる人々に、夢と大きな興奮を与える、セイファート銀河最大のイベントである。優勝者には莫大な報酬、あるいは不老不死が約束されていた。

複数の惑星の軌道上と地表をコースにえらび、予選を突破したマシンの乗り手15名のクラウンたちが、その力と誇りをぶつけあわせる。さらにレースは、戦争にあけくれる惑星国家における代理戦争の場でもあった。

交易惑星ジェノバのスラム街を根じろとする、運び屋の青年フィリオ・ロッシの元に、超国家企業ユニオンの使者が突如おとずれる。使者は、暗殺者フォックスバットをナビゲーターにすえて、キャノンボールへ出場するように迫る。その瞬間、フィリオの熱情に火がともり、冒険のグリーンフラッグは振りおろされた。