(visual:めいびい)
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※「令嬢」の音声キャストが「霞外籠逗留記」パッケージから変更になっております。今作での担当は「中家志穂」さんです。

令嬢 「お……っきい……。体、広げて……入って……

清修 「平気か……? 君のは、何時も、こんなにきつくて」

  尖端を咥えただけで背をたわめ、切なげに息み、呼吸を繰り返す令嬢を気遣う築宮だったが、彼女は辛いどころか恍惚と眉をたわませ、

令嬢 痛くはないんですよ。でもこの、入ってくる感じ、はぁぁ……はぁぁ……息で、逃さないと。
  んん、ふぅ……。体、強張ってしまいそうなくらい」

清修 「ゆっくり、ゆっくりな……ぅっ?」

  青年はそう促したというのに。

 ぬちゅり、と煮溶かしたような、生硬いくせに柔らかさな、尖端をきつく包んだ襞肉が、きつさはそのままに、根元まで降りる。
  ―――令嬢の背が、月影の中で反り返った。

  一息、だった。
  狭隘を馴らしてかきわける事もせず、令嬢は二人の股ぐらが密着するくらい、一気に深々と呑みこんでいたのだった。

清修 「だからどうして、そんなにいっぺんにっ」

  つい言葉が咎める響きを帯びたのは、二人の体格の差と少女のか細い下腹部が、こんな性急な挿入に耐えられるとは思えなかったからだし、それに何より。

  青年の剛直の尖端を、押し返して外に排斥しようとするかの、生硬な感触がある。不意に奥底まで突きこまれて、彼女の子を宿す器官の入口が、抵抗しているではないか。

令嬢 「あァ……全部……。やっと。く、ふ……っ。
  焦れてたんです、待ってたの。あなたが入ってくるのを。
  お肉を割って。お腹の底を押し上げてくるこれ、待って―――ひぅ……いぃ……

  だが、子宮の入り口の抵抗は、間を置かず、焦がれていた相手の来訪にすがりついて頬摺りするような、喜ばしげなうごめきに変わっていた。

  もっと、もっと、と。
  奥へ、奥で、と。
  きつい膣道、子宮口、甘噛みしてくるような入口、全てで青年の進入を悦んで。